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<戦争とアイデンティティー>

【日程】事前勉強会:10月1日〜12月1日 隔週日曜日
    当日:
【概要】
戦時や戦後、人々は平時には考えられないようなイデオロギーの中で「自分」を持つ。
○○国民としての私、△△民族としての私。
そして人は、戦争が終わったと同時にこのアイデンティティーを失い、 自分がいったいなんなのか、誰なのか、失ってしまう。
どこまでが「本当」の自分なのか、 どこからが外部からもたらされた「偽者」の自分なのか。
また、そもそも「本物」「偽者」の自分なんて存在するのか。
現代日本という国に住む私たち若者は、他者によってアイデンティティーを規定される、 ということをあまり考えない。この分科会では、過去の戦時・戦後の個々のアイデンティティーの喪失・変化について話し合うことで、 自分が生きる「今」をアイデンティティーという観点から問い直し、当たり前だと感じていることへの再考を試みる。


【目的・期待される効果】
  大きく分けて3段階の効果を期待する。
1.戦時・戦後に、具体的にどのようなアイデンティティー喪失がおきているのかを「知識」として得る。
  2.1.を踏まえて、戦時・戦後の人々が抱いていたアイデンティティー認識の分析を通じて、戦争が人々にあたえるアイデンティティーへの影響を参加者一人ひとりが自ら考えるようになる。
  3.1〜2を通じて、戦時・戦後と今を比較し、現在の自分のアイデンティテイーについての認識を深めることにつなげる。

コーディネータ
岡本葵(おかもとあおい)
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